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Mille
Faceを応援し続けてくれているはまのさんによるインタビューです
「光と影の調和」全国発売おめでとうございます。
早速伺いたいのですが、今回のアルバム「光と影の調和」というタイトルは、人生を表す言葉という印象を受けました。
このタイトルになったのは、ここ数年のMille
Faceの状況があったからですか?
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みか
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まあ、人生と言えば人生かな?一人の人間の中にあるいくつかの感情や心の”変化”をテーマにしてみた。
光 (穏やかさや喜び、楽しさ) も闇 (傷、苦悩)
が無ければ感じ取れないような気がして・・・。
傷ついたり苦しんだりするのは嫌だけど、やっぱりないと困る!!(笑)
それと、どんなに影がず〜っと続いたとしても、必ず光は見えてくるものだなぁ〜と、最近感じるようになってきたからかな?
要はバランスだと思う!!
自分にあったバランスを取りながら、いかに楽しく生きていけるか?みたいな。
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すごく分かります、それ。実感です。でも、実際に闇の中を当てどもなく彷徨っている時って、終りがないような気がしちゃうんですよね。
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みか
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うん、うん、そうなのよね〜!
けどね、そういう時こそいつも考えない事とかすごくいっぱい考えたりするんだよね〜。それで答えが出せたりすることもあるし。
辛いけどね。
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このアルバムも、そうした答えのひとつなんですよね?
恐らくファンの人達の中には、ここから自分なりの答えを見つけ出した人も居ると思います。
光も影も両方含んでいるからこそ、今の自分の状況と重ねて、なにか感じたりできるんでしょうね。
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アルバムを構成している曲に話を移しますが、伏流水。
この曲のお陰で、アルバムの世界にすんなり入っていけていいですよね。
そういうのを意識しました?
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kuma
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あの曲は実はすっごく前に録音した物なんですよ。
作ったというか、確かパソコンのCPUをアップグレードした時に、トラックどれぐらい重ねられるかな〜?と、適当なコードを弾いて、みかりんにひたすら声、重ねてもらった物なんですよ。
だから録音した時はCDにするとか全く考えてませんでした。
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みか
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そうそう、だけど今回のアルバムのコンセプトにぴったり来たので使ってみた。
敢えて1曲目に選んだのは、アルバム最後まで聞いて、また聞きたいな〜と頭に戻って自然に聞こえる感じにしたかった!
あとはライブが始まる時の高揚感みたいなのも表現できたらな〜と考えたりしました。
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「最後まで聴いて、また聴きたい」というのは、まさにそうですね。
1〜9曲までの繋がりだけじゃなくて、さらに9曲目と1曲目も繋がっていて、ついついリピートしてしまいます。
「光と影」ということで聴くと、「影」の方の歌詞には、気になる部分が多いのですが、これは実体験から?
特に、黒い塊がすごく気になってるんですけど。
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みか
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実体験です!
黒い塊は、このアルバムの中では、リアルすぎるくらいリアルです(笑)
黒い塊は、かなり前から一度書こうと思っていた”テーマ”なんだけど、書くべきか?書かないべきか?タイミングが大切だな〜と、ずっと思ってた。
今回、書こうと決めたのは、Mille
Faceの楽曲、また、ボーカルとしての表現力みたいなものに、自信が持てるようになってきたからです。
時々、作った曲とのギャップに流されることもあったけど、今なら強い意志を持って歌える!!と思えたから・・・。
どうしても自分が超えなくてはならない壁 (トラウマ?)
を、敢えて楽曲にする事で、この問題を客観的に捉えられて、解決の糸口を見つけられるんじゃないかなぁ〜と思って作りました。
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kuma
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黒い塊は、詞先の曲なんですよ。
最初、歌詞をもらった時は、めちゃめちゃ暗い曲にすることも一瞬考えたのですが、感情を殺したようなメロにする事で、みかりんの気持ちを表現できたかな?と思っています。
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表現力というと、詞という部分に関してはどうですか?
今回のアルバムでは、惹きつけられる表現が、かなり増えたと感じましたが。
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みか
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そう言ってもらえると苦しんだ甲斐があったな〜と思える!
嬉しいです!自分が素直に表現したかった事がこのアルバムでできたな〜と納得しています!
また、新たな方向も見えたし、今の時期にとても必要な作品達だなぁ〜と実感しています。
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それと、歌詞カードの曲リストも表現に対してこだわってますね。
微妙に色が変えてあって。
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みか
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明暗を目でもはっきりわかるように・・・と思って!
しっかりと歌詞も読んでもらいたかったし、より深い所に届いて欲しいという願い?があって敢えてやってみた!
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アルバム制作時期に自宅スタジオを作りましたが、音楽制作において変化はありましたか?
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みか
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大あり(笑)
時間を気にせず歌えるという事は、ボーカルにとって最高の条件だと思う。
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kuma
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以前はボーカル録りの度に、突っ張り棒と毛布を駆使して、簡易ブースを作ってました。
かなりの効果はあったのですが、みかりんの声は、尋常じゃないくらい馬鹿でかいので、それでも壁に跳ね返って返ってくる残響音をかなり拾ってました。
そして、ご近所のことも考えて、夜10時くらいでやめてたのですが、今は、24時間大丈夫になったので、本当に楽です。
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(笑)
生音を録る、というのは、大変な苦労が伴うようですね。
他にも色々変化があったと思うので、ボーカルブースも含めて、現在のスタジオの機材について簡単に教えて貰えますか?
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kuma
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ブース以外、実はあまり変化がないのですが、ブースが遠くてマイクケーブルが長くなってしまうので、純銀のケーブル使ったら、音が固くなり過ぎて、それを抑えるのに苦労しました。
あと、マイクプリも新しくしたのですが、これまた慣れるのに苦労しました。
で、折角慣れたのですが、マイクプリ買い足そうかと思っています。
やっと落ち着いて、必要な物が見えてきたので、次回作はかなりパワーアップすると思います。
新しいマックも買ったし(笑)
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お、頼もしいですね(笑)
次回作も期待しています。
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みか
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フフフ!ヒントは多重人格?
コンプレックス的なものがキーワードになるかなぁ〜と。
様々な人格、年齢、性別といった感じで考えてます!表現も含めて。
まだおぼろげなのだけど・・。
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以前と比べると、リズムが大きく変化した印象を受けましたが、その辺は?
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kuma
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特に意識はしてないのですが、以前はライブでやることを考えて、敢えてループ物とかは使っていなかったせいだと思います。
今は、平気で使っちゃってますね(笑)
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ループを使うようになって、CDとライブのアレンジの違いが、より鮮やかになりましたよね。 ライブのことで言うと、佐治さんのサポートは心強いんじゃないですか?
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みか
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心強いってもんじゃない!! ミルフェイスの楽曲をしっかり考えつつ、消化して自分というものを持って表現してくれるし、メンタル面、ステージングでもかなり助けられてます。 みんな基本が「音楽好き〜!」でやってるから心から愛してます(笑)
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kuma
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本当に心強いです! 色々な面でかなり頼っております。
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それだけの信頼関係があるからこそ、ライブでのすばらしいパフォーマンスがあるんですね。
CDとは違ったMille
Faceが楽しめるので、まだライブに行ったことが人は、是非一度見て欲しいです。
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